外壁塗装で集客できるSEO(検索エンジン対策)
問い合わせにつながる検索ワード
SEOは上位表示すればなんでもいい、というわけではありません。
どんなキーワードで上位表示するか。それが大切です。
まったく関係のないキーワードで上位表示したところで、売上には繋がりません。
例えば、「東京 外壁塗装 見積もり」というキーワードで検索した人は、何を求めている人でしょうか。
普通に想像すれば、「東京に住んでいて、外壁塗装の業者に見積もりをしてもらおうとしている人」です。
つまり、かなり有力な見込み客です。
では、「外壁塗装 求人」というキーワードを検索した人は何を求めているのでしょうか。
考えられるのは、どこかの塗装会社で働いしてる職人が転職先を探しているケースでしょうか。
もしくは、求人広告の担当者が営業先を探しているのかもしれません。
いずれにしても、外壁塗装の見積もりをお願いしてくれるお客様ではないでしょう。
外壁塗装に関するもので、よくあるキーワード以下にまとめてみました。
(1)いますぐ客 | 「地名 外壁塗装」「地名 屋根塗装」「地名 外壁塗装 見積もり」「地名 外壁塗装 業者」など |
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(2)検討中 | 「外壁塗装 ランキング」「外壁塗装 年数」「外壁塗装 口コミ」「信用できる外壁塗装会社」など |
(3)将来の見込み客 | 「外壁塗装 必要性」「外壁塗装 自分でやる」「外壁塗装 年数」など |
(4)売上にならない人 | 「外壁塗装 求人」「外壁塗装 市場規模」「屋根 太陽光」「車のバンパー 塗装」など |
1から4までのグループでまとめましたが、言うまでもなく(1)が最も有力なキーワード郡で、下に行くほど、売上から遠くなっていきます。
検索エンジン対策も、(1)(2)を狙っていくべきで、特に「地名」が入ったキーワードで上位表示することがとても重要です。
全国対象のキーワードは意味がない
外壁塗装の営業エリアは、地域にもよると思いますが、会社所在地から半径30キロぐらい、車で30分ぐらいですよね。
それ以上の場所から問い合わせをもらっても、見積もりだ契約だと往復するだけで大変だし、受注できたとしても職人も嫌がります。
なので、SEOで上位表示するとしても、この営業エリア内からのアクセスを増やすことが考えないといけません。
ネットは日本中の人がアクセスします。
仮に、「外壁塗装 業者」なんて超ビッグキーワードで上位表示できたとしても、それを見るのは全国の人です。
東京の会社のホームページを、北海道の人が見ても、契約には至りません。
そこを勘違いすると、「アクセスは増えたのに全然問い合わせがこない」といったことが起こります。
そういった意味で、お客さんを教育するようなコンテンツは、外壁塗装のようなエリアビジネスには向いていないんです。
「お客さんを教育する」というのは、例えば「こんな症状が現れたら外壁塗装の時期です」とか「塗料の違いによる耐用年数」といった記事です。
こんな記事でアクセスを集めようとしても、ほとんど意味がありません。
「へええ、そうなんだ、じゃ、そろそろやらなくちゃ」と興味を持ってくれるかもしれませんが、その人が次にするのは、「地名 外壁塗装」で検索して、地元の塗装会社に問い合わせ。
会社所在地の市町村は上位表示できて当然
ローカルビジネスである外壁塗装は、地名が入った検索ワードで上位表示することがめちゃめちゃ重要です。
地名が入ってなければ、問合せの確率は極端に下がります。
というわけで、一番最初にやるのは、自社の住所近隣の地名で検索されること。
東京都中野区にある塗装会社だったら、「中野 外壁塗装」とか「中野区 住宅塗装」とか。
埼玉県川口市の塗装会社なら、「川口 屋根 リフォーム」「川口 外壁 塗り替え」とか。
とにかく、自社がある地名では上位表示を目指しましょう。
といっても、自社が存在する市町村ならば、「地名」+「外壁塗装」とか「地名」+「屋根塗装」といったキーワードで上位表示するのはそれほど難しくありません。
もしできていないとしたら、ホームページ側で何か問題がある可能性があります。
- 構造化マークアップで住所を登録
- グーグルマイビジネスにURLを登録
- タイトルタグに所在地を記載
- スマホ対応
- SSL暗号化
これぐらいやっておけば、よほど何か問題がなければ、普通に上位に表示されます。
「え、うちはできてない」という方がいたら、よろしければご質問ください→相談フォーム
あなたのホームページを見て、何が悪いのか確認するぐらいなら、無料でやります。
近隣の市町村名で上位表示する方法
SEOのデメリット
このページに訪れて、ここまで読んでくれたのであれば、SEOに関してかなり興味を持っている方かと思います。
無料で有力な見込み客を集められるのですから、力を入れたくなるのも分かります。
しかし、最後に違うアドバイスもさせてもらいます。
SEOだけに頼るのは危険です。理由がいくつかあります・
・思い通りにいかない
・安定しない
SEOは、結局のところ検索エンジンのご機嫌次第です。